34歳からはじめる自由帳

あれが好きななにかについて言葉にするブログだわんわん。チャームポイントは誤時脱字。

Fjallraven

 ところでFjallravenというアウトドアメーカーがあるんですよ。スウェーデンにあるんですけど。このメーカーの製品がやたら好きで。日本でも最近kankenっていうバッグを背負ってる人がたくさんいる。

 

 

 

 フェールラーベンはかわいい。すごいかわいい。赤いマーク見れますかね。これがホッキョクキツネのロゴマークでかわいい。もうね、全体的にもかわいいし、ロゴマークもかわいい。

 

 そもそも服とかバッグとかなんでもこのメーカーだから買う、みたいなのが嫌いなんですね。それはすごく斜にかまえてるんですけど、好きなブランドがあるっていうのが高けえブランドを揃えてる女性のイメージにリンクしてそれがとても良くなかったんですよ。

 

 どういうことかというとブランド品って「自分に自信がないやつがそのブランドを持ってることで自分に価値があるんだって勘違いするために高え金だして揃える心の防具」みたいな偏見。いや、完全な偏見とも思ってないし、風俗とか水商売系の女性がブランドで固めるのもそんな心の現れだと今でもおもってるよ。

 

 フェールラーベンの話に戻る。フェールラーベンの製品を初めて見た時、独特なデザインだなって思った。特に首元というか立て襟高えなって思った。変わったデザインだな、北欧ってこんな感じなのかっていうのでずっと印象に残っていて、それからフェールラーベンの製品をWebサイトで見る毎日でした。でもね、そしたらかわいく見えてくる。かわいい。フェールラーベンちゃんかわいい。

 

 そうすると気持ちが変わる。買いたい。でも高え。高えんだよ。国内で買おうと思うとただでさえ高えのに殊に日本の代理店が扱ってない商品は現地の2倍くらいする。そうして貧乏性の自分の心と欲しいけど高いものの間で会話を続けて出てきた言葉がこれなんです。

 

 「一生付き合える服だと思って買え。」

 

 僕は安物買いの銭失いと言うか、これだと思った高い一品を買うよりもとにかく安いものをいろいろ買って試してみるのが好きで。それでもこれはずっと着ようと思って高い金と勇気を出して買いました。

 

 買って袖を通してみますよね。もうね、なんか本当に愛おしいんです。愛おしい。飼い猫のようにフェールラーベンちゃんがかわいい。それぞれの製品がまるで一点物のように思える。そうして、ブランド物を着ている人間の気持ちがわかり、バカにするのをやめた。

 

 日本で買うと高いのでドイツのサイトで買ったんだけど、その時に金の支払いで死ぬほどドイツ人と揉めて荷物が着くまでバチギレした話はまた今度。