HIIT
コロナのおかげでジムが閉鎖していてつらい。悲しすぎる。筋トレが趣味でほぼ日課だったんだけど、おかげさまでもはや自重のトレーニングやっても全然刺さらん。かつて知り合いのマッチョが「コロナの前に筋トレできんくて死ぬ」と言ってて笑った。しかし、いつの間にかおれも同じ気持ちになってしまった。つれえ、つれえよ。4月上旬から閉鎖してもう1ヶ月がたつ。マッチョ、あのときは笑ってごめんな。
ジム閉鎖のおかげでバーベル、ダンベル、マシンを使った筋トレができなくなると困るのは、筋肉に刺激を与えられない、達成感と程よい疲労感を得られないだけじゃない。減量。そう、ちょうどゴリゴリに減量中でした。
年末から年始にかけて、後先考えずに増量に挑んだ。規則正しい暴食と同時に、毎日限界まで筋トレを続ける。そうすると人は3ヶ月で7キロも増量することができる。増量の内訳はちょうど筋肉と脂肪で半々くらい。「やすけんくん日々大きくなってるね」と上司に言われて喜びを感じながら、思いの外でぶになった自分におれは絶望した。
痩せねば。何しろ今では着れるスーツが一着もない。社会人としてどうかしとるぞ。そうして減量を決断した矢先にこのコロナ禍を経験する。
自重の筋トレやっても物足りない。筋トレできないなら走るか。でも普通の有酸素運動じゃ筋肉も落ちる。どうしよう、というときにHIIT、あれやってみるかとなった。総合格闘技やってるのもあってスタミナもつけたいし。
HIITはサーキットトレーニング的ななにかで、田畑式だと20秒かなりきつく動いて10秒休むを8回繰り返す。これを1セットとするわけだけど、これがめっちゃ辛い。はじめてやった時はこの世の終わりかと思った。息がぜーぜーする。明日もこれんやんの?だれが?おれが?まじ?しかし、いや、でもこのやりきった感が欲しかったんだよという気持ちになれる。だからがんばる。あと痩せたい。
そうして次の日もやる。1セットやりきったところで気がつく。あれ?昨日ほどきつくなくね?ていうかもう1セット行けるかも(乳酸の向こう側を見ることになるけど)。めっちゃ早くスタミナアップの成果が出ました。おかげさまで毎日少しづつ運動時間を伸ばし続け、セット間の休憩に1分挟んで今では7セットできるようになった。
HIITはいい。できなかった何かができるようになる感覚を与えてくれる。次の目標は8セット。ただ、8セット同じ動きをするのはだるいので今日もやるかは考え中。いや、たぶんこれからやるんだろうな。
お題「#おうち時間」