ゲスの極み乙女
音楽全然詳しくないんですよ。ときどきテレビかなんかで耳にしてよかった曲をダウンロードするくらいで、ほとんど知らん。でもゲスの極み乙女はTSUTAYAでアルバム借りてきて結構聞いてる。いつくらいからだろう？たぶん２、３年前くらい。きっかけはたまたま耳にした『ロマンスがありあまる』を聞いてなんかこれいいなって思ったことだったはず。
すごい早くて音の高低差があって、ベースとピアノとドラムがほとんどっていうのがなんか刺さる。もちろんメロディは好きだ。不倫の前までの歌詞は「精神的にけっこうきてる人」の悲鳴みたいな曲も多くてあんまりな感じ。いや、とはいってもぜんぜん聞いてるとなんか来る！芯というかめっちゃコンセプトが一貫してるように思える！！でも、メロディは全然好き。PV見ててメンバーのキャラが立ってるのも好きな気がする。
あとあと、聞き始めると休日課長っていうおもしろ名前の人がひいてる楽器が名前は知らんけどなんかいいなあと思えたり、その人の出す音に、あれ、この人めっちゃうまくね、、、？と思えたのも印象的だった。そうすると、休日課長がすごい格好良く見えるわけ。別に見た感じ全然格好良くないのに。ちょっと角度を変えたら名前含めてふざけた芸人みたいに思えるのに。いや、あの名前で楽器が上手いからなおさら格好いいんだ。そして、この人めっちゃかっけーって思える人がいるのは幸せなことだ。
そうして自分も楽器に触ってみたいと思うようになった。とっつきやすそうという理由ですっごい安い１万円くらいの初心者セットみたいなギターをたしか楽天で買った。でもそのうち、やっぱりベースのほうが格好いいし好きだなと思って、今度は同じくちょう安いのをamazonで買った。ギターは職場で仲のいい課長にあげた。課長はちょっと休日課長に似ている。
ベースを触る時間はめっちゃ楽しかった。楽器やべーな！比喩的に言うとなんか、うーん、エロい気持ちになる。ゲスの曲のベースって死ぬほどむずいやんけ！！！！といじり始めてすぐ気がついた。その後、この年になると一緒にゼロから音楽をやれる人がまわりにいないことに気がついて今ではリビングの置物になってる。いや、楽器の演奏ってすごい楽しいんだよ！続かなかったけど。
そもそものはなしに戻る。ゲスの極み乙女ってゲス不倫の時にそんなバンドがあることを知って、そのタイミングで出したアルバムが『両成敗』で『ロマンスがありあまる』って曲をぶちこんだおもしろキノコの体張ってるグループらしい程度の知識だった。
でも、結果的に知れて色んな体験ができてすごい良かった。ゲス好き。
