34歳からはじめる自由帳

あれが好きななにかについて言葉にするブログだわんわん。チャームポイントは誤時脱字。

ラーメン二郎

 どの季節でも一度は二郎が食べたくなる。直近の二郎、っていうか春二郎は新宿歌舞伎町店だった。汚かった歌舞伎町店はリニューアル?だかなんだかできれいになっていて、おまけに記憶よりも麺が少なかった。豚Wヤサイマシマシにしたおかげで幸せになれるんだけどね。

 

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安田顕一郎 on Instagram: “ブタW麺少なめ野菜ニンニクマシマシアブラカラメ”

 

 二郎のいいところは、どこよりも味が強いとこじゃないかな。やっぱり二郎らしさが強烈に確立してると思う。二郎は二郎だ。マックとかコーラと同じ。暴力的な旨味の、というか暴力の豚骨醤油ってうまい。にんにくも大好き。麺もうまい。何だあれは。そういうわけで二郎らしさを求めて、季節ごとに二郎に行ってる。インスパイア店よりはちゃんとした二郎のほうが好みに合ってる。

 

 二郎はチャーシューというか豚も美味しくて、この豚でトッピングのちょっとだけキャベツの混じったもやしを食べると幸せになる。ラーメンというか、煮豚の茹でもやし沿えを食べている気分。いいんだ、これでいい。こんな味を求めてるんだよ、俺は。店舗によってはレンゲが置いていないところもあって、スープも飲みたいのでレンゲがある店しか行きたくない。

 

 あの強烈なスープにニンニクを溶かして麺をすすり、ヤサイを豚で味わいたいんだ。だから、だいたい頼むときはラーメン豚入りを注文する。トッピングは、ヤサイとニンニクマシマシ、アブラカラメマシをお願いする。でも、普通に食べるとすごいお腹いっぱいになっちゃうから麺は半分にしてもらう。あんなにたくさん食べたらお腹いっぱいになっちゃう。完食して後悔したくないわ。

 

 そういえば、最近こういう「らしさが確立してて既存の頭の中のどのフォルダにも入らない食べ物」に出会う経験をした。学生時代によく一緒に二郎に行った友達にニュータンタンメンに連れて行ってもらったときのこと。変な感覚になる食べ物だった。あの、思考が今味わっている食べ物を分類できるフォルダを探しても見けられず戸惑う感覚はめっちゃ不思議だ。ニュータンタンメンもらしさにハマるのかな。

 

 ニュータンタンメンうまかったな。やばかった。ありがとう。でも、実を言うと本当はお前とラーメン二郎野猿街道店2に行きたかったんだよ。誘ったらさすがに二郎はもうないわwみたな感じだったじゃん。言わんとすることはわかるからそれ以上言わなかったけど。

 

 こうして、年齢を重ねると一緒に二郎を食べてくれる人は減ってくる。だって二郎じゃん。もう20歳じゃないし。でも、誰かと一緒に行く二郎も楽しいんだよ。食べ終わった時にあの大盛りを共に食べきった戦友感が生まれる。いや、20歳から今までずっと麺半分だけど。

 

 年令を重ねるに連れて二郎に行ける友達は減っていく。